②素材
骨盤ベルトは継続により効果がでます。つけたときに違和感のない素材を選びましょう。固い骨盤矯正ベルトは、サポート力が高く骨盤をしめる効果が高いが、やや動きにくいです。逆に柔らかい骨盤矯正ベルトの場合は、肌にフィットし動きやすいですが、骨盤を締める力がやや弱いです。
【正しい巻き方】
①高さ
巻いて欲しい部分は(1)恥骨の中心(2)両側の大転子です。まずはご自身の恥骨の中心の位置を確認してください。恥骨の中心から太ももの外側まで手を滑らせていくと丸い出っ張った骨にぶつかると思います。そこが大転子です。必ず、ここのラインにベルトを巻いてください。なぜならば、産後開いた恥骨結合と仙腸関節という部分を同時に締められるのは、唯一このラインだからです。
②巻くきつさ
緩すぎても固定力がなく効果が低いですし、きつすぎても内臓を圧迫し気分が悪くなったり、動きにくさを感じます。目安としてはベルトと恥骨の中心との間に指が2本分入るくらいがちょうど良いです。
ただ、骨盤の歪みにも個人差があり、この巻き方だと緩く感じたり、逆にきつく感じることがまれにあります。その際は、巻いた感じと動いた感じを確認しながら、目安をもとに少しずつ調節してみてください。
③体勢
基本的に立った状態で巻いてください。また、骨盤が開くとそれに伴って、股関節も開きます。股関節を開いたままで固定してしまうと、効果がかなり下がります。予後としても、骨盤の緩さが出やすく、腰痛・股関節痛・ひざ痛など様々な不調の原因になりかねません。股関節も意識しながら巻いてあげましょう。具体的に言うとつま先をまっすぐ前に向けた状態で巻いてください。つま先をまっすぐ前に向けることにより、下半身全体の軸が整い、股関節をしめた状態で固定することが可能です。
ただ、ベルトだけですと、どうしても完全に元には戻りません。ですから、今後の人生のために、『骨盤矯正』は必ず受けるようにしてください。
「痛み」・「歪み」でお悩みの方は、なんでもお気軽にご相談ください。
当院は「骨盤矯正」と「インナーマッスルトレーニング」にとても力を入れています。http://nobinobi-seikotsuin.com
中村橋のびのび整骨院
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